どこからがパワハラ?管理職が知っておくべき適切な指導方法とは。
2026/05/21
「指導しただけなのにパワハラと言われた」――このような相談は少なくありません。
近年はハラスメントへの社会的関心が高まり、管理職が部下指導に悩むケースが増えています。しかし、必要な指導まで避けてしまうと、職場秩序の維持や業務改善が難しくなります。重要なのは、「適切な指導」と「パワハラ」の違いを理解することです。
パワーハラスメントとは、優越的な関係を背景に、業務上必要かつ相当な範囲を超えて行われる言動により、労働者の就業環境を害するものを指します。つまり、業務上必要な注意や指導そのものが直ちにパワハラになるわけではありません。
一方で、感情的な叱責、人前での過度な非難、人格否定の発言などは、パワハラと判断されるリスクがあります。北九州市の相談事例でも、「指導のつもりだった」が問題化したケースの多くは、言い方や継続性に問題がありました。
適切な指導を行うためには、「事実」に基づいて具体的に伝えることが重要です。「なぜ問題なのか」「どう改善してほしいのか」を冷静に説明し、感情的表現を避ける必要があります。また、指導内容や経過を記録として残しておくことも、後々のトラブル防止につながります。
管理職任せにせず、会社として指導方法のルールや研修体制を整備することが、健全な職場づくりには欠かせません。
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